要介護状態に至る前段階で、①身体的脆弱性(身体的フレイル)、②精神・心理的脆弱性(精神・心理的フレイル)、③社会的脆弱性(社会的フレイル)からなっています。これらの3つのフレイルが関連しあって「老い」がすすみ、介護が必要な状態になると言われています。 身体的脆弱性はサルコペニア(加齢により筋肉の減少した状態)に起因します。加齢とともに誰にでもおきることですが、予防と対策に取り組むことでフレイルの進行をおくらせたり、活動的に過ごせていた状態に近づけることができます。